iPS細胞バンキング
京都大学の山中伸弥教授（ノーベル賞受賞）の下で研究をしており、世界で初めてiPS細胞の作製に成功したことを発表した論文の共著者である田邊剛士博士が設立したI Peace社（アイ・ピース社／シリコンバレー）とナショナルトラスト社が協力して、自家培養iPS細胞と言う自分自身の血液から作製し、御自身の発病時に備えて冷凍保存するバンキング事業を始めました。
ご自分の血液からIPS細胞を作りますから、免疫拒否反応の心配はありません。このiPS細胞があれば、すでに実証治療も一部で始まっており、将来幅広い疾患に対して再生医療を活用出来るようなります。
このIPS細胞は受精卵に近い細胞に生まれ変わりますので、云わば若返り細胞とも言えます。
採血によりiPS細胞を作製し、体のあらゆる組織や臓器（心臓／神経／皮膚/免疫細胞など）を組成する細胞になりかつ無限に増殖するので、いかなる臓器の細胞も創ることが可能です。
iPS細胞が
出来ること
- 自家移植（自身の細胞作製）ゆえ、移植ドナー探索は過去のものとなり、免疫拒否反応のない治療が行えます。
- 現在はパーキンソン病、脊椎損傷、加齢黄斑変性、角膜疾患、心臓疾患、膝など整形外科疾患、癌治療などで臨床試験が行われ、近い将来に一般的な治療が可能になります。
- アイ・ピースのIPS細胞が、他の幹細胞と大きく異なる優れた点は、受精卵に近い若いIPS細胞に蘇り無限に増殖していかなる臓器も健康な若い状態で作れる点です。
｛従来の幹細胞増殖は50才ならば50才の幹細胞が作れるだけでした。｝ - iPS細胞の作製過程で細胞が若返る（テロメアによる若返り効果）ことでiPS細胞由来のT細胞の癌への攻撃性が高まることが分かっておりがん免疫療法に最適と言われる。
そのために、遺伝子などに傷つきがない、健康な時に良い状態の細胞を保存することをお勧めしております。
当社が扱っているiPS細胞（I Peace社）は何が違っているのか
- 血液を使用しているため、採取の際にウィルスその他異物による汚染の心配がありません。
- 厚生労働省から特定細胞加工物製造許可を取得済みで、米国FDAや欧州の規制にも準拠しています。
- 米国の民間研究倫理審査機関WCG IRBより、医療用iPS細胞製造に関する倫理的課題をクリアしたとの承認を取得しています。
- プライバシーマークを取得し個人情報を大切に管理しています。
iPS細胞の特徴としては、当社では血液を使用し、体の様々な組織や臓器（心臓／神経／皮膚等）の細胞に変化でき、無限に増殖するので、必要な数の細胞を獲得できます。
個人向けiPS細胞バンキングサービスサイト
（外部サイトへジャンプします）
iPS細胞の使用
iPS細胞を用いた医療は、安全性や効果を確認するために治験や臨床試験が行われている段階で、現時点ではiPS細胞を用いて治療を行っている医療機関は治験以外はありません。
今、世界中で癌や糖尿病・脊椎損傷など様々な疾患への治験が実施されています。
心臓外科でのIPS細胞の心筋シート使用の手術は2024年から保険適用などの報道もあります。
当社が扱っている個人向けiPS細胞は日米欧の医療基準を満たしており、細胞のご提供を頂くおとで、iPS細胞を用いた医療の実用化の加速にもなっています。
願わくは元気なうちに御自身でバンキングされておけば、実用化が許可され次第、
御自身や他人様の病気から命を救う可能性が高まります。
バンキングに際して最先端ドック受診で、がんなどの病気の有無や
詳細病気にかかる可能性がどれくらいあるか、などを知ることができます。
- がんに係わる複数の遺伝子検査
- LOX-index検査
- 血液中のマイクロＲＮＡ検査にて13以上のがんについて検査
自家iPS細胞培養上清液を取り入れた化粧品
ヒトiPS細胞を培養し得られた上澄み液は、多くの有用な成分が含まれていると言われており、上質なスキンケア成分として期待されています。この点に着目し、iPS細胞培養上清液由来の有用成分(Repluri；レプルリ)を配合したのが、iPS細胞技術を活用した新しい先端美容上清液化粧品です。この上清液はご自身のiPS細胞培養の段階で作成、培養液の上澄みから不純物をろ過したものです。
- 体の細胞を多様性を持つ状態に初期化したiPS細胞を培養した際に得られる上澄みには、グロースファクターをはじめとするペプチド、栄養成分、峯らずが豊富にバランスよく含まれていると言われています。
- iPS細胞培養上清液には、細胞膜を構成するリン脂質もまた多く含まれ、リン脂質を補充することでお肌のバリア層（角質）をすこやかに整えます。
- これらの機能を持つiPS細胞培養上清液由来の有用成分は肌の奥深くに（角層まで）浸透し、豊かな潤いと美しい肌をサポート、繰り返し使うことにより美肌へアプローチします。
- この成分は、当社の関係先のI Peace社が世界で初めて国際原料規格に登録しており、製造方法については特許取得しております。
